間口3.5m、奥行き12.7m、敷地面積約14.4坪という超狭小住宅が出来上がりました。
もとは長屋の1戸、繋がった隣家と切り離して建て替えがしたいというお施主様のご要望から家づくりが始まりました。
玄関収納に蔵収納、ウォークインクローゼットなど、狭いながらも収納スペースを十分に確保しました。コンパクトな家だからこそアイデアと工夫をつめ込み、モノがあふれず、動線がスムーズな住み心地の良い家ができあがりました。
プライバシーを守りながら、光を室内に採り入れるための工夫を凝らした3階建ての狭小住宅。
駐車場や玄関の位置を上手く計算した設計なので、雨の日でも車から濡れずに家に入れます。
横張タイルと天井のイエローが映える玄関アプローチ。道路から見えない玄関の為、プライバシーが守られています。
2階にLDKと水回りを集めた動線がスムーズな家事ラク設計。ニッチや棚を随所に造作し、モノが溢れないように工夫しています。
外の景色を眺めながら食事ができるようにダイニングテーブルを配置しました。
ダイニングテーブルにはこだわりの一枚板を使ったり、春になれば窓から桜並木が一望できたりと、この食卓にいる時間も楽しみです。
スケルトン階段が光の通り道となり、光がたくさん入り込むようになっています。
階段踊り場にある飾り棚はスライドすると蔵収納の中に入れる出入り口。
物入れと書斎があって、広さも十分です。
階段ホールには室内干しスペースを造作し、すぐ横にはオープンなウォークインクローゼットを配置。使い勝手を考えて、あえてオープンにしました。
照明や壁紙にこだわり、スッキリとした中にも華やかさを感じられる空間にしました。
清潔感のある洗面脱衣室。
主婦にはうれしい家事スペースもあります。
ヘリボーン柄の床や壁紙などは奥様のチョイスで可愛らしく。
光も差し込み広々と感じられる玄関ホール。
玄関収納もあるので、靴などの収納もバッチリ。